阿波釣り師かごぐくたの日記

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<<   作成日時 : 2007/10/17 21:00   >>

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2007年10月12日(金)

先週の日曜日に出張しましたので、今日はその代休を取りました。先日のアオリ君に気をよくして、地元周辺の漁港を見て回り、あわよくば釣ってしまおうという魂胆です。それにはまず武器(エギ)が必要です。ということで、ここら辺で一番大きい釣具屋さんに行きます。

この日はせっかく会社を休んだので、昼にイカ君を釣って、干潮時は先日見つけた潮干狩り場で貝を掘り、夕方タチウオ君を釣ろうという、冷静に考えると多少無理のある計画です。まず、エギを見ます。いろいろありすぎて迷いますが、ここはブランドを信じて、適当にブランド品を三つ買います。次に、タチ君用にメタルジグとバイブレーションを買います。実際に釣れるかどうかは判りませんが、この時点で少なくともかごぐくたは見事に釣られています。(一番釣れるのは人間かもしれません。)

武器を仕入れいつものIZ漁港横T字堤へ。ここはメバリン釣りで勝手知ったる場所です。この日は結構な風があり、外側は結構波もあります。堤防内側を見て歩きますが、イカ君らしきものは見えません。所どころにスミ跡がありますので、いるのはいるんでしょうが、野生の勘でしょうか、なんとなく釣れる気配がしません。

キス釣りをしているおじさんが2人いましたので、様子を見ていると、ワカサギのようなキスが入れ食いです。しかし、そんなに小さいキスを釣ってもしょうがないので、見るだけに留めておきました。

少し南に下ってNBS漁港へ移動します。中にはそうでない方も居られると思いますが、どう見ても年金受給者と思われるおじ(い)さん方がアジ君を釣っています。釣果を視察する前にまず堤防際を覗いていきます。かごぐくたは釣り師であると同時に(観賞用海水魚の)採集家でもあります。採集家の性と言いますか習性と言いますか、水があると必ず覗きたくなるのです。岸壁があればなおさらです。そして、何気なく覗いたときのこと、フッと何かが目に入りました。目にごみが入ったとかそういう落ちではありません。おそらく釣り師の目には入らないでしょうが、採集家の目には入ります。そうです。チョウチョウウオ系の何かが目に入ったのです。実はこのNBS漁港、かごぐくたが始めて徳島でツノダシ君の大群が泳いでいるのを目撃したところで、海水魚採集・飼育に入っていくきっかけとなった場所です。ですから、それ系のお魚がいても全然不思議ではないのですが、いつも採集に行くのは県最南部ですので、採集目的でここに来たことはありません。ですので、ある意味新鮮な驚きです。

さて、よく見てみると、ナミ君とアケボノ君です。ナミ君はいいのですが、アケボノ君は県最南部の漁港でもほとんど見かけません。もちろん潜ってしまえばいくらでも見かけますが、それほどレアという訳でもありませんし、潜って捕獲するのは大変なので、潜った時はほとんど狙いません。しかし、岸壁に付いていることはあまりないので、結果として、あまり捕獲しないお魚さんです。それがこんな採り易い所にいたとは。正に灯台元暗しです。この場はとりあえず場所だけ覚えて前進します。するとまたアケボノ君がいます。さらに前進します。またまたアケボノ君がいます。ということで、網を用意して捕獲します。楽勝です。あっという間に2匹捕獲します。うちには3年もののアケボノ君がいますので、これ以上は捕獲してもしょうがないので、捕獲はこれで打ち止めとしましたが、漁港内側を見て回ると、他にも数箇所でアケボノ君を目撃しました。なぜかは解りませんが、ここはアケボノ君が付きやすい条件が整っているのでしょう。その他、チョウハン君もいました。これは欲しいお魚さんの一つですが、ちょうど取水ポンプが邪魔をしてそこから離れようとしませんので、捕獲は断念しました。

しかし、ここにこんなにいるのなら、岸壁採集ならば、わざわざ県最南部まで行く必要はありません。ちょっとした発見でした。

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検疫水槽でくつろぐ?アケボノ君達


さて、そうこうするうちに11時半ぐらいになりました。12時20分頃が干潮ですので、急いで潮干狩り場に向かいます。潮干狩り場までは車で10分もかかりません。行くと、ばーさんが4人待機しています。聞くと、潮が引くのを待っているとのことです。今日は大潮ですが、あまり潮は引かないようです。ばーさんのうち一人はこの場所を発見したときにいたばーさんです。写真はその時ばーさんが採ったもので、貝はハタミです。北陸では大アサリ、徳島ではハタビと呼ばれています。このばーさんの採った貝を見てかごぐくたの貝掘りの血が騒いだ訳です。

画像
先日ばーさんが獲っていたハタミ(とても美味しそうです)

まだ待機しているばーさんたちを尻目にかごぐくたは先の方に行き試掘します。そこにはおじさんが1人います。挨拶を交わして掘り始めますが、貝は一向に姿を見せません。おじさんも状況は似たようなもんですが、2匹ばかり採ったようです。根元に戻り場ばーさんたちの状況を聞きますが、やはりまったくダメのようです。やはり潮の引き方が小さいのが敗因のようです。結局、1時間程度掘りましたが、1匹だけという正に骨折り損のくたびれ儲けでした。体力だけは大幅に消耗しました。

潮干狩りにて、予定外に体力を消耗しましたので、もう帰ろうかとも思いましたが、夕方のタチウオ君に向けて時間を潰すべく、キス君を狙うことにしました。アジ君でもよかったのですが、アジ君の場合釣れ過ぎると後の処理が大変だなという要らぬ心配をしたのと、広大な砂浜に隣接するNBS漁港ではキスがいいだろうという論理的帰結によります。釣具屋さんで石ゴカイ君を300円購入し、再びNBS漁港へ。誰一人キス君を狙っている人がいないのには一抹の不安を覚えますが、とにかく遠投します。釣れます。しかし、海水性のワカサギとでもいうぐらいの小ささです。1匹だけ20cm弱のものが釣れましたが、それだけです。なるほど誰も狙わない訳が判りました。

そうこうするうちにまずめまで後1時間ぐらいになりました。本来なら準備万端に整えてタチウオ君狙いに行くところですが、潮干狩り+投げ釣りでかなりのエネルギーを消耗してしまったかごぐくたにはもうその気力は残っておらず、涙の撤退となりました。

本来の目的である釣りに関してはなんだかよく解りませんでしたが、採集面では新たな発見がありましたので、よしとします。

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