阿波釣り師かごぐくたの日記

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help リーダーに追加 RSS 第3次室戸征伐−人生初アオリ君

<<   作成日時 : 2007/10/09 22:28   >>

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2007年10月7日(日)〜8日(月)にかけて会社の同僚と第3次室戸征伐に行ってきました。(第1回、2回の様子はそれぞれこちらから。第1回第2回)目的は観賞用のお魚さん達を採るためです。天気予報では台湾付近を台風が通過しており、その余波で海が荒れていることが懸念されます。しかし今度の台風は直接的にはあまり日本に関係のないところですので、何とかなるかもしれないという淡い期待を抱きつつ、一路室戸を目指します。大体淡い期待というのはほとんど打ち砕かれるのですが、今回も例外ではありませんでした。沖合いを見るとそんなに荒れているふうではないのですが、岸近くは潜ろうとかいう気を打ち消すに十分なうねりと波があり、磯はさらしで真っ白です。さらに時折台風銀座室戸岬の波よけの高い壁を波しぶきが越えていきます。さすがにこれでは自殺志願者以外海に立ち入るのは無理です。まあ、こんなことは来る前から予想されたことで、出来ることなら来たくなかったのですが、宿を予約しており、当日キャンセルは出来そうにありませんでしたので、しょうがなく来ました。

ということで、やむなく釣りでもして遊ぶかということになりました。まず、情報収集のために釣具屋に行きます。1件目にて、

私「そこの港では何が釣れるん?」
おやじ「うーん、カマスもここ2〜3日は釣れんし、浮き釣りで小さいグレぐらいかなー。」
私「イカは?」
おやじ「イカも釣れるよ。」
私「結構いっぱい釣れるん?」
おやじ「ほんなには釣れん。せいぜい1杯か2杯やな。」
私「投げ釣りは?」
おやじ「うーん、コロダイとかかな。」
私「どれぐらいの大きさ?」
70cm〜80cmぐらいの大きさを示すおやじ。
私「そんなでかいの簡単には釣れんでしょ。」
おやじ「ほりゃほうよ。」
私「そりゃそうだよね。」

ということで、たいしたものが釣れないことが判りました。しかし、あきらめきれずに2件目にて、

私「そこの港では何が釣れるん?」
おやじ「なーんにも釣れません。」
私「なーんにもってことはないでしょ。」
おやじ「なーんにも釣れません。その前に命がなくなるよ。」
私「そこの港よ。それに結構人いっぱい釣ってたよ。」
おやじ「ほんでも釣れません。」
これだけきっぱり言われると、本当であってもちょっと頭にきます。せっかく遠くから来ているんですから、もう少し愛のある言い方をして欲しいもんです。
私「カマスは?」
おやじ「カマスは凪で水が澄んどらんと釣れん。」
私「イカは?」
おやじ「イカも同じ。」

ということで、釣れなさそう度合いはアップしていきました。じゃあ、実際に見てくるかということで、堤防に見に行くことにしました。

堤防では10人位の常連と思われる方々が、キビナゴを餌に浮き釣りでカマスを狙っていました。聞くと多い人で2匹ぐらいで、確かに釣れていません。さらに先端の方に行くと、オキアミを餌に浮き釣りで何かを釣っている方が2名。仕掛を上げたまま何かのタイミングを計っているので、何をしているのかと聞くと、餌取りを回避しているのだとのことです。見ると海面いっぱいに15cmぐらいの巨大オヤビッチャが乱舞しています。ものすごい数です。どうせ遊びですので、これでも釣れれば暇つぶしにはなるということで、道具と餌を用意して遊ぶことにしました。

私は一応はちゃんとしたものを狙おうということで、カマス狙いで小型バイブレーションを投げます。横でメタルジグを早巻きしていたおにーちゃんがカマスをゲットしました。なんだ、ちゃんと釣れるじゃないですか。メタルジグではありませんが、バイブレーションも似たようなものです。にーちゃんはトゥウィッチを入れながらの早巻きでしたので、私も真似します。しかし無反応です。そうこうするうちににーちゃんにもう1匹カマスがきました。ちゃんと釣れるじゃないですか。しかし私には無反応です。結局、にーちゃん達も2匹釣っただけで、後は無反応だったらしくすぐに帰って行きました。

この間、同僚S君はオヤビッチャを釣って遊んでいます。S君最初はちょっと苦労していて、なかなか釣れません。仕掛けはガン玉の下にハリスを20cmぐらいとっただけのものです。これ自体は悪くないと思うのですが、見ていると完全な見釣りで、合わせのタイミングが合わないようです。餌がふわふわ浮遊している段階でとられるためのようです。であれば、むしろ針のすぐ頭にガン玉をうち、餌がすぐに沈むようにし、かつ浮きをつければ合わせのタイミングがとれると思いそのように仕掛を作ってあげました。この際フカセは必要ありません。狙いは的中です。それからS君、オヤビッチャの爆釣です。

画像
オヤビッチャを釣ってよろこぶS君
とてもうれしそうです(口ではブログに載せないでくれと言っていましたが、「写真ちゃんと撮れてますかね。」ととても載せて欲しそうでした。)
ただしこの写真は2日目のもの


そのように遊んでいると、地元のガキ(やっちゃん)がイカを1杯釣り上げました。「おおー、イカやんけ。」ということで、私もすぐさまエギに変えました。実はかごぐくたはイカを釣ったことがありません。なんとなくやり方は知っているのですが、釣ったことがないので、釣れる気がしません。やっちゃんはガキ共の中でも釣りがうまいらしく、「やっちゃんは普通の子やないけん。」と釣りに関してガキ共から尊敬されているようです。確かに、しゃくり方も様になっています。かごぐくたもここは素直にやっちゃんの真似をします。しかし、そう簡単に釣れるようではイカ君もたまったもんではありません。しかし、ガキ共は「ここのイカはアホやけん、すぐ釣れるよ。」などと言っています。実際にはそう言っている割にはさっきの1杯のみです。ということで、冷静なデータ分析からガキ共が言う程ここのイカ君はアホではないとの結論に至ります。

しばらく違う場所でやっていると、イカが来たとガキ共が騒いでいます。これは一大事とばかりに覗くと、はっきりは見えませんが、確かに数杯のイカらしきものがいるような気がします。やっちゃんが足元にエギを落とします。かごぐくたも負けじとエギを落とします。その瞬間イカ君がさっと現れてやっちゃんのエギに接近したような気がしました。次の瞬間、やっちゃんは見事にイカをゲットしていました。やるなやっちゃん。かごぐくたもエギを軽くしゃくってイカ君を誘います。黒い影がさっと現れてエギに近づいていくのが見えました。しかし抱いたかどうかまでは判りません。しかし、抱いたかなと思える時にしゃくると、海中に墨が放出され、見事ヒットしました。やりました。落ち着いてリールを巻こうとしますが、巻けません。なんと、PEの道糸がガイドに絡まっています。最悪です。しかしたまたま足元だったので、そのまま上げることが出来、見事人生初アオリをゲットしました。やはり初物は特別に感慨深いです。結局、これ1杯しか釣れませんでしたが、捨てる神あれば拾う神ありで、わざわざ室戸に来た甲斐がありました。

画像
人生初アオリを釣ってよろこぶかごぐくた
アオリ君が横になっているのが今一つですが


画像
生簀で泳ぐアオリ君
ガキが脅かしたので色が黒くなっていますが、直前まで飴色でした
左はガキからもらったガシラ君


こうして1日目は終了し、その夜は翌日の朝5時まで飲んでいました。当然翌日の午前中は使い物になりません。今回はS君とH君が一緒だったんですが、H君は付き合いよく飲んでくれるため、かごぐくたもうれしくなってついつい飲んで、2日目が台無しになることがしばしばあります。この辺りは「わかっちゃいるけどやめられない。」です。でもこれは親鸞上人の教えに通ずるものがあるそうです。

ということで2日目。本当はそのまま帰ってもよかったんですが、ひょっとしたらカマス君やイカ君が釣れるかもしれないというスケベ根性を胸に、同じ場所へ向かいました。しかし、昨日にも増して釣れていないようで、カマス君もイカ君もおそらく釣り場全体でもほとんど上がっていないようでした。たまに見えるイカ君にエギでちょっかいを出してもまったくの無関心です。堤防先端にはまたまたやっちゃんがいましたが、やっちゃんも釣れていませんでした。やはり今日は釣れないようです。かごぐくたもカマス君やイカ君を狙いますが、やはり何の反応もありません。

堤防の根元ではH君とS君がオヤビッチャを釣って遊んでいます。何も釣れないのもいやなので、かごぐくたも参戦し数匹釣ります。しかしやはり、食べもしない、しかも、簡単に釣れるお魚さんをただ単に釣っても面白くありませんので、すぐにやめました。

これにて第3次室戸征伐はすべて終了です。実際のところ、征伐と言うより征伐されたといった感じですが、人生初アオリもゲットすることが出来、なかなか面白かったです。しかし、アオリ君はなんとなく釣れた感が強く、次回はもうちょっとちゃんと釣ったと言える様にしたいもんです。

ちなみにアオリ君は生かしたまま持ち帰ろうと思っていたので、生簀に入れたまま海につけておきましたが、翌日に引き上げるとお亡くなりになっていました。体色から死亡推定時刻はそんなに前ではないと推測されましたので、御遺体は持ち帰り、ガシラ君と一緒に煮て食べました。身はプリプリとして実に美味でした。

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